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ICL手術の失敗しないクリニックの選び方│安全面、費用面なども踏まえて解説

失敗しないクリニックの選び方

ICLは一生に一度の手術ですので、クリニック選びは慎重に行いたいところです。
以下にICL手術に失敗しないためのクリニック選びのポイントをまとめましたので、参考にしてください。

執刀医で選ぶ

ICLの手術は手技自体それほど難しいものではなく、慣れた執刀医であれば、片眼の手術時間に5分以上かかることはまずありませんし、術中にトラブルが起きるようなこともほとんどありません。とはいえ、やはり人の手で行う手術になりますので、創口の作り方やレンズの固定の仕方など、実は見えないところに技術の差というのは影響します。手術の技量は執刀数だけ測れるものではありませんが、執刀数が少ないとトラブルへの対応力などが劣ることは否めませんので、少なくとも数百例程度の執刀経験のある医師を選ぶのが無難と思われます。

担当医制を選ぶ

虹彩の後方に挿入するだけのタイプになり、ICLはこの後房型のレンズになります。
従来のタイプでは、目の中の水(房水)の流れをブロックしてしまうことで、眼圧の上昇を引き起こしたり、水晶体に近い分、白内障を引き起こしたりといった問題点がありました。しかし、後述するHole ICL (Hole Implantable Collamer Lens)が開発されてからは、それらの合併症のリスクが格段に少なくなりました。

最適なレンズを選ぶことが出来る

担当医制によるメリットとして手術で使用するレンズ選択のポイントにあります。
レンズ選択には、検査データだけでなく、適応検査の時に患者さんと直接話をすることで得られる患者さんの情報(ライフスタイルや見え方への要望)というのも大きく影響します。こうした情報は執刀医自らが患者さんと直接コミュニケーションを取らないとなかなか得られないものだからです。

手術への不安も相談しやすい

また、術後に何かトラブルが起きた場合はもちろんですが、経過順調な場合であっても、患者さんは手術前や直後には様々な不安を感じるもので、そうした時に執刀医と直接話ができるかどうかは、不安の解消に大きく影響します。

クリニックの種類で選ぶ

ICLを行っている施設は、ICL専門施設と一般の診療も行っている施設とに分けられます。
ICL専門のクリニックは、症例数が多いという安心感はありますが、術後に別の病気になった場合などに対応できない、というデメリットもあります。

一方で一般診療も行っている施設は、ICL専門施設ほどの症例数がないところが多いですが、長期的な術後のケアという面での安心感があります。

また、レーシックなどICL以外の近視治療も行っている施設というのもクリニック選択のポイントになります。
理由ですが、すべての人にとってICLが最適な手術ということはなく、レーシックや別の治療が適している人もいます。ICLしか行っていない施設ですと、治療法の選択に偏りが出てしまう可能性がありますが、レーシックも行っている施設であれば公正な選択ができると考えられるからです。

通院を考えて選ぶ

最後に当たり前の話ですが、通院しやすい立地にあるクリニックというのも重要なポイントです。手術前後のことだけを考えると、多少遠方の施設でも大丈夫と思いがちですが、ICLを入れた目とは一生付き合っていくことになりますので、いつでも気軽に受診できる範囲にある施設を選ぶことが後悔しないポイントでもあります。

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安田 佳守臣

安田 佳守臣

京都府立医科大学卒 担当:一般眼科 白内障手術(多焦点眼内レンズ) 屈折矯正治療

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