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ICL手術を受けるには?│適応検査で手術が受けられるかをチェック

ICLを受けるかどうか長年悩んで決心してから、ようやく適応検査を受けに来るという方が多いのですが、できればICLを少しでも検討している方は、まず適応検査を受けていただきたいと思っています。

理由としては、せっかく決心していても、適応検査の結果、手術が不適応になり受けられない可能性もあること、また、手術のリスクやデメリットは患者さん一人ひとり異なりますので、担当医からその説明を受けてから、手術を受けるかどうかを悩んでいただきたいからです。適応検査を受けたら手術しないといけない、ということは決してありませんので、適応検査の結果をみてから手術を検討するのが理想だと考えます。

ICL手術を検討している方は、まず手術の適応検査を受けていただく必要があります。
この検査の目的は2つあり、1つ目は患者さんの目が安全にICLを受けられる状態かどうか(手術の適応があるかどうか)を判断すること、2つ目は手術の際に使用するレンズのスペックを決定することであり、いずれにしましても手術の結果を左右する非常に重要な検査です。

適応検査の事前準備

適応検査を受けるに当たり患者さんに行っていただく事前準備として、検査当日までの一定期間、コンタクトレンズの装用を中止していただく必要があります。これは、コンタクトレンズの跡が目の表面から消えた状態で検査を行わないと、正確な目の状態が測定できないためです。特にハードコンタクトレンズの場合は、レンズの跡が強く残っていることが多いため、これを厳守していただく必要があります。

適応検査の検査内容

ICL適応検査では以下の内容を検査しています。

屈折検査
近視や乱視の度数を計測する検査。ICLは屈折矯正手術といい、近視や乱視を矯正する手術ですので、この屈折検査は最も重要な検査になりますので、複数回測定します。

視力検査
屈折を矯正することで、視力がいくつになるかを測定します。

眼圧検査
手術には直接関係ありませんが、眼圧が高い場合は緑内障に注意が必要となります。

角膜形状解析
視力矯正に影響するような不正乱視などがないかを検査します。

前房隅角検査
ICLを挿入するスペースに問題がないか、どのサイズのレンズが適しているかを判断する検査になります。

眼軸長検査
眼球の大きさを測定する検査です。ICL手術には直接関係ありませんが、将来、白内障手術を行う際にデータを利用することがあります。

細隙灯顕微鏡検査/眼底検査
医師が直接診察室で行う検査で、ICL手術を行うに当たり、支障となるような眼疾患がないかを検査します。

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安田 佳守臣

安田 佳守臣

京都府立医科大学卒 担当:一般眼科 白内障手術(多焦点眼内レンズ) 屈折矯正治療

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